unknown アンノウン

ある廃棄工場で、意識を取り戻した5人の男たち。彼らは毒ガスを吸い込んで、一時的な記憶喪失に陥っている。自分が誰なのかも思い出せないのだ。だが、一つだけ分かっていることは、5人のうち3人が誘拐犯で、2人が人質だということ。彼らは、一挺の銃をめぐって争いを繰り広げる。その時、電話が鳴った。それは、誘拐犯のボスからのものだった。ボスが戻って来たとき、自分が人質なら殺され、犯人なら罰せられるのは確実である。タイムリミツトの日没が迫るなか、「生き残り」に向け、5人は結束する。そんな彼らに記憶が断片的に蘇ってくるのだった。